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12本のミニ動画

(1)ムンバイ風景
成田からバンコクで乗換えてムンバイに入った(AIR INDIA 359 。ムンバイをインド旅行の出発地にしたのはエローラ・アジャンタに行きたいからだ。

ムンバイの洗濯場
ムンバイの洗濯場
2006年02月12日(日)
午前11時 気温32度

ボンベイに行ったら見なければならない一番の見所である。観光客は幹線道路が鉄道線路を跨ぐ橋上にある幅5メートルほどのエリアから覘く。ムンバイ洗濯場の写真が同じ構図なのは左記の理由だ。
最初は洗濯職業の集団が作った奇観に驚く。しかし、大勢の人たちが、黙々と手を動かし、汚れた水で洗濯する姿を眺めていると、次第に侘しくやるせない風景となる。



インド門とタージマハールホテル

2月12日(日) インド門の下から観光船が出ているので乗った。港の周辺をぐるっと1時間ほど回るコースだ。

少しだけだが、上写真左に少年が、船から海へ飛び込むところが見える。お金をもらっている所は見なかった。飛び込んだのを見た後で、他に飛び込みそうな少年がいれば小遣いをやろうと、船内を探したがいなかった。
海水は濁っていた。
インド門前の岸壁からも、何人かが飛び降りていたが、お金の授受や海に投げている所は見なかった。見ていたり、声が掛かれば当然、私も飛び込ませた。
少年が海に飛び込むのは、ここの名物なのであろう。小学校時代に読んだ「ガンジー物語」で、イギリス人がボンベイの岸壁から海中へ少額のコインを投げ、インド人に潜らせて取らせて遊んでいると書いてある。猿山の猿に餌を投げ与えるような行為であり、私は憤りをもって読んだ記憶がある。その話は多分、ここだ。ムンバイを離れてから気が付いた。小学校時代に憤りをもって読んだにしては、現場を前にして自分もやりたがったのが、今考えると情けなかった。言い訳をするならば、私は小銭を渡すつもりは無かったのと、これを差別とは無縁の大道芸として見ていたからだろう。
エッ、いくら渡すつもりだったのかだって。10ルピー以下じゃ、子供相手でも失礼だ。20ルピー(55円)さ。ミミッチイ。

海上からのタージ・マハールホテルとインド門



インド門前広場。現在、インドでは爆発的にマイカー族が増えている。日曜なのもあるのだろうが、広場前の駐車場は満杯で、広場近くの路上も駐車車だらけだ。


ムンバイ駅
ムンバイ駅(写真下)。地元の人はVT(ヴィティー)という。VT:ビクトリアターミナス世界遺産の建物。


C.RLYはCentral.RaiLwaYの略。それにしても、支配者の自賛欲の強さを見せ付ける建物のレリーフだ。キリスト系やイスラム系だったら独立時に壊されているだろうが、ここは、神道と同じく八百万(ヤオヨロズ)の神が居るヒンズーの国だ。


夜のムンバイ駅動画

2006年02月12日(日) 00時40分。
ムンバイに到着して真っ先に行った。
夜のムンバイ駅 夜でも気温30度を越える。
ムンバイ駅は、ローカル線駅ホームと遠距離駅ホームと2つに分かれる。世界遺産の建物側がローカル線になる。両通路部分は大きな開口部があり行き来は自由だ。ローカル線ホームのほうが立派な建物で、遠距離側は昔の上野駅のような作りである。

(下)世界遺産の建物側の入口を入ってすぐの映像
ローカル線側通路VT側入口付近 
動画1

(下)ローカル線側ホーム。奥には遠距離ホームへの入口がある。
ローカル線側通路中程 動画2 

駅内で寝ている旅行者がいる。「35年位前、新宿駅や旅先の駅でよくやったなア」と懐かしい。当時の日本に比べ、格段に多い通路でのごろ寝人数を期待したが、こちらの方が少なかった。貧民が駅に寝る為に入ることは許されていないようだ。日本の駅も「路上生活者を排除する」ので、同じだ。

失礼なので撮影は出来なかったが、空港からの道路上や深夜の駅入口の車道や歩道には、ボロを纏った大勢の貧民カーストらしき人々が、車の通るすぐ脇で重なるように寝ていた。 これらはインドに行ったら見なければならない。テレビや映画では感じられない「何十世代にも亘って、世の中からゴミ以下の扱いをされ続けてきた人々の世界」がある。彼らは路上で生まれ、路上で愛想笑いをしながら物乞いをして過ごし、路上で死ぬ。これらは、日本の社会が優美であることに気づき、世の中の不条理を知る為に見なければならない。
被差別民に対してインド人や西欧系は、優越感を漂わせながら自然体で差別が出来るが、GHQ指導の平等教育を受けた戦後生まれの日本人には難しい。

遠距離線側出入口付近の
動画3(写真のつもりが動画モードだったので撮れたものなのでブレ大きい)


昼のムンバイ駅

ローカル線ホーム2006.02.12(日)午後1時03分。2〜3分間隔で列車が出入りする。



柵があるわけではないが、下写真の下から1/5くらいのところにある黒っぽい線からホーム側に入るには切符(乗車券か入場券)が要る。


入場券を買って中に入った。



ローカル電車に試乗

私は太り、醜男なので顔は修正してある。(恥ずかしいのだ)



長距離ホームは列車が入っていなかった。

遠距離ホーム側のムンバイ駅東口。正面の建物の左側にプラットホームが続く。ムンバイ駅1枚目の世界遺産の写真は、この写真の200m左側にある西口だ。
上の動画3は左の建物内部。外人向け切符売場は正面建物2Fにある。


外人用切符売り場

列を待っている青年は韓国青年。インドには日本人程ではないが、韓国人観光客が多い。


遠距離側にある待合室の列車案内板。外人用窓口の階上。

待合室は混んでいた。



貧民窟を行く

ムンバイ貧民窟の道路を行く
鉄道線路と道路の間に、奥行、幅とも2メートル程のバラックが延々と続き、ボロをまとった子供達が遊ぶ。
貧民窟は、普通の人が入れないような地区にあると思っていたが、立派な道路脇にあった(にもあった?)。
動画4
家を持たず、寝場所は車が行き交う路上という人々が大勢いるので、バラックでも家を持っているのは最下級生活ではないのだろう。しかし、日本から来ると、これらの生活に驚き心配する。彼らはどうやって食べているの?。お父さんやお母さんに仕事はあるの?
日本でも昭和30年初期まで、御茶ノ水駅のお堀沿いの対岸に、この様なバラックが建てられ、お堀の水で洗濯をしていた姿が頭を過(よ)ぎる。とは言え、御茶ノ水の規模は2〜3百メートルであり、ムンバイのこれは約10キロメートルあるので規模は比較にならない。

動画5



改装中の建物

竹を麻縄で繋ぎ足場にする。麻縄は摩擦抵抗が大きいので良いのだろう。縦竿や横竿を長くするために2本を繋げる為に巻く麻縄は、接触面積を広くする巻き方だ。古い竹みたいなので脆くなっていないのか?門外漢だが心配する。


土やアスファルトに着く足場部分は木を足す。写真を撮りながら、足場の中に商品を並べ、いつも通りの露店を構えるおじさんは、何を考えているのかが気になった。多分、お子さんや奥さんが彼の稼ぎを当てにしているのだろうが、足場の中では売上激減だ。



ムンバイ衛生局か郵便局(どちらかは、忘れた)。開設150周年記念の看板が見える。


その他
夜の町 02/11 23:40頃(動画5

夜の海岸道路で馬に乗る 2/12 深夜(動画6

泊ったホリディインボンベイ(動画の始まりと終わりに出て来る建物)前のアラビア海。ジュフー海岸(Juhu beach)といい海の家などがある。すぐ、びっこを引いた小人の物乞いが来る 2/12早朝(動画7両替前でルピーが無いので1ドル札を渡したら、びっくりしながら逃げるように去った。ジュフー海岸(Juhu beach)の写真


ジュフー海岸
早朝(7:30)


上の写真から1キロほど離れたジュフー海岸(10:30)






夕刻にムンバイからオーランガバードへ移動する。JET-AIRWAYSの9W-3109 (18:25/19:25)。高翼のプロペラ機だった。Aerospatiale社(フランス)のAlenia ATR72だ。YS11の4枚羽のプロペラを見慣れている目には、この6枚羽のプロペラは細く頼りない。最近のターボエンジンは高速回転なのでこの形になるそうである。
高翼機は主翼が作る気流が水平尾翼に当らないように、水平尾翼は垂直尾翼の上に付くことが多い。当機もそうだった。
尾翼側のドアから乗降する。

正面がATR72

機内食とサンタ・クルズ飛行場動画



(2)エローラ/アジャンタに続く (エローラ遠足中の女子中学生や綿工場の青年等)

(4)デリー再訪へ


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2006インド取捨写真


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ガイドのカーンさん。2002年のインド旅行時もお世話になった。
インド旅行でガイドを頼みたいときは、是非、彼にメールしてください。
ガイド費用は、一般料金だが分からないので、彼にメールで問い合わせてください。

連絡先:maksan4u*yahoo.co.in
*を@に変更してください。

jushin suru PC ga eigo no tame ro-maji de renraku shite kudasai.

カーンさんは2005年の愛知博にインド館員として来日した。

チップ要求などはない、真面目な青年だ。
今回も全日程のガイドをカーンさんにお願いした。

ガイドだけでなく、例えば配達まで1週間掛かるが郵便料金を安くしたい場合など、彼に相談すると良い。
いろいろな知恵を出してくれる。


記載日:2006.03.21

下記にはビックリしたので、アドレスを載せます。
http://video.google.com/videoplay?docid=-2063667852598904740

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