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アヤソフィア(Ayasofya Müzesi)2007.02.13(火)

アヤソフィア全景

ブルーモスク側から撮影。敷地出入口は正面、建物の入口は、左側の塔の間にある。537年築という。
建築で一番難しいのは天井だ。積上げた石を漆喰で繋いだだけで、地震の多い地域で1500年近く同じ姿を保つアーチ天井は素晴らしい。

入口(後の開いているドア)


入口付近の建物内部。右が主ドーム。


入口付近の天井模様


主ドーム。一部が工事中。

ドームを足場が支えている。ドームは今までに数回、地震などで崩落している。

数年前の写真でも足場があったので、崩落防止用だろう。












ドームを支える柱が太い。
動画


2階回廊に上がる階段の踊場。1500年間の利用で石が丸くなっている。


2階から


説教所?。



動画


出口にあるキリスト教時代の絵画と天井

建物の出口は、敷地の出入口の前だ。


観光地として、アヤソフィアは最高のモスクだろう。


アヤソフィアから約200メートル離れている地下貯水場へ向かう。

この辺だろうと思われるところまで来た。地図があったのでチェックする。地下貯水場に着いているの筈なのに、場所が判らない。
旅行者用の警察の前だ。警察署から出てきた人に地下貯水場を聞いたら、道を挟んだ前だった。

大きな看板があるわけでもなし、大きな建物があるわけでもないし、入口は目立たない。

トルコ国内世間の評価で、大した観光地ではないのかもしれない。

でも、見た後は、これを作ったローマ時代の技術者の心意気を感じた。


地下貯水場

約1500年前の、ローマ時代の建築だ。地下宮殿なんて言う人がいるけど、ここは宮殿ではない。

実用的な地下貯水池だ。

(basilica:古代ローマの建造物   cistern:貯水池)




何故か赤い光でライトアップされている。
自然光だとつまらないのか?コケなどの植物成長を抑えるためか?
2%居るという色盲の人の殆どは緑が見えないので、その辺は配慮されている?

地震が多い地域なのに1500年間も壊れない。アヤソフィアといいアーチ建築の堅牢性の証明だ。


柱の色は白く、細い。


有名なメディウスの像。逆さまや横向きの顔がある。



逆さまや横向きにしたのは、魔除けのおまじないだ。


それにしても、1500年前に地下に貯水池を作ろうと考えて、実現するなんて‥。
繰り返しになるが、迷信や神を大切に思っていたであろう時代の為政者や技術者の素晴らしい挑戦心と気概を感じた。

地下貯水池の地上は公園になっている。

ガラタ橋周辺散策へ続く

前日に行った、トプカピ入場券

トプカピ内のハレム入場券

前日のツアーで休館日のため入れなかったアヤソフア入場券。

翌日(このページ)に使った。

アヤソフィアの隣にあるブルーモスクは、出口にたむろする土産物屋や寄付行為の連中が、日本人に無遠慮に迫ってくる。

そのため、ブルーモスクはきれいなのだが、良いイメージの観光地ではない。

ガラタ橋周辺散策へ続く

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