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2013年9月13日(金)夜の飛行機で博多着。

夕食を食べに博多駅前へ行ったら、この日はジャズフェスティバルとかで、中州の数箇所でジャズバンドの公演があるという。中州の清流公園では日野皓正の演奏だ。散歩がてら清流公園へ行ったら、音あわせが終わり日野皓正が登場したところだった。しかし、もったいぶってか、なかなか演奏しない。始めたと思ったら、すぐ止めて話しをする。年齢的にジャズの熱演は、無理なのかもしれないが、力を抜き過ぎだ。こちらも年齢的に我慢のレベルが下がってきているので、10分で見切りをつけ、中州大通りの別バンドへ移動した。

プロだけじゃなくて、熱演を期待できる大学のジャズバンドクラブにも、演奏依頼をすればよいのにと思った。
そういえば清流公園に集まった3~400人ほどの観衆の中に、日野皓正が演奏を始めると踊りだす数人の女性がいた。彼女らを見て、私の住んでいる自治会主催のお祭りで、ロックバンドが演奏したときのことを思い出した。この時も演奏とともにいかにも乗っているふうに滑らかに大きな身振りで踊る中年女性がいて「顔見知りに見られたら恥ずかしいと思わないのかなあ」と奇異に感じたのだ。後で自治会の人に聞いたら、ご近所の愛好家と思っていたバンドはプロで、女性は演出でバンドに付いてきた踊り子だった。
ここで踊る彼女らを見て、同じなのかなあと思った。


2013.09.14 (土)

福岡タワー

博多駅前のバスセンター6番乗場から西鉄バス306系統で行く。
路線バスなのに高速道路を通る。220円。ちなみに、高速道路を通る路線バスに乗ったのは3年前の西安以来の2度目だ。

博多は地下鉄や西鉄バスでPASMOが使える。便利だ。

ヤフードームなどと同じ地域にある。ヤフードームではデイゲームがあるようで、バスは観戦姿の人々で混雑していた。福岡タワーへは、30分以上乗る。
高速道路をバスの乗客が立って乗ってよいのかを、帰ってから調べたら「道路運送車両法の保安基準第55条(基準の緩和)に基づき、地方運輸局長の許可と車体の登録が必要だが、高速道路等を運行する際の乗車定員について、時速60キロメートル以下で走行することを条件に、一般道路を運行する際の乗車定員(立席を含む)に緩和できる。」のだそうだ。なるほど、立っている人はいたが、全部のつり革前に立つほどではなかった。そして係員が「2台目のバスが出ます」と言っていた。

タワー観光客の85%は韓国人。嫌日、反日で韓国人観光客がいないと思ったが大勢いたので何故か安心する。
日本人と韓国人が乗ると、タワーのエレベータガールは昇降中に日本語と韓国語の両方で案内をする。
昇りに乗ったときに、愛嬌良く笑顔で「高いところがお好きですか?」と聞かれた。上に着くまでに、ここから見えるであろう場所について、2つ質問をしたのだが、答えも良かった。良い仕事ぶりだ。係員のわざとらしさを感じてしまうディズニーランド的接客じゃなく、自然な優しさを感じる接客だ。
「高いところがお好きですか?」との質問は、こちらが日本人かどうかの確認だったのかもしれないが、それもよい仕事だ。

入場料800円。大きい写真1   写真2

地方都市のこんな交通の便が悪いところに、 日立やNEC、その他大企業のビルがあった。研究や開発、企画部門だったら良い場所だと思う。SEや営業系だったら悪い場所だ。最寄の地下鉄駅「西新」まで徒歩25分かかる。

数十年も前だが、中央区内のビルに新しい事務所を設けるとき、三菱地所の人が「○社さんは大きな本社ビルを、東京駅から2つ目の駅の地域に作ったので、丸ビル(旧丸ビル)や日本ビルなどを解約されるのかなと思ったが、まったくされなかった。これらのビルは多くの会社が何年も空きを待っているんですよ。」と言っていた。確かに丸ビルや私が一時勤務していた日本ビルは便利で、JRや地下鉄などに乗ってしまえば、台風だろうが大雪だろうが空調管理された地下道でビルまで移動でき、新幹線での出張も発車10分前まで打ち合わせが出来る。ちなみに、このときの新しい事務所の初代所長は私だった。

同じように、博多のこの辺りにビルを持つ大企業って、SEや営業用に博多中心部にも事務所を残しているんだろうか?それとも、博多・天神駅とこの周辺ビル間は社員用送迎バスを、毎時10分に一本ぐらい出しているんだろうか?

現ディズニーCEOのR・アイガーは「会社経営でリスクを取らず、コスト削減を取るのは楽だが、間違っている。2つにはバランスがあり、必ず大きく取るのは、リスクだ。」と言っている。同感である。経営者の一番の仕事は、どこにリスクを取るかを決定し実行することだ。それが理解できなかったり、間違った決定や楽をすると会社が縮むのだ。

博多中心部に移動が必要な仕事の部署の事務所を残していないのならば、この場所への移転を決定した会社は、仕事の効率を下げても、コスト削減を優先するような安サラリーマン達を決定権のある仕事につけちゃったのか、窺いすぎかもしれないが社業は航海不能と見ての沈没準備中なのかもしれない。
ちなみに、ここの住所は福岡市早良区百道浜。



遠くに海の中道(正面)と志賀島(左端)が見える。前述のエレベータ中で聞いたことの一つが志賀島についてだ。志賀島は来る前に漠然と考えていたよりも、海の上に盛り上がって(標高がある)いて、遠かった。ここではないが、近くのポートタワーにある港から志賀島まで船が出ているそうだ。
帰ってから調べたら海の中道まで地図上では4~5kmだ。
エレベータ中で聞いたことのもう一つは、反対側に見える場所についての小さいことだ。


大きい写真
下りのエレベータは韓国人観光客と一緒だった。

福岡市博物館へ徒歩移動。



福岡市博物館


2階が展示エリアの博物館だ。左側の階段を登り2階へ行ったら、常設展示エリア①が白いテント地のシートで囲われ、工事中だった。わざわざ、ここまで来たのに目的である「金印」が見れないのかと思い落胆し、ネットで確認しなかった自身の手抜かりを呪った。私は如才が無いほうではなく、如才あるほうだと改めて思ったりもした。テント地シートを何度も確認した後、帰ろうと後ろを振り向いたら、下図A部に入場券を販売しているような道具立ての机とその後ろに女性職員が2人座っていた。

B:階段。

金印のような主要物は企画展示エリア②に展示中だったのだ。
よかった。
金印は、大宰府で見たレプリカよりもくすんだ金色のような気がした。2000年前に作られたものだからなあ。印影展示は無かった。真鍮メッキのプラスティックでよいから、金印のレプリカを販売してほしいなあ。レーザで測量して3Dプリンターでコピーすれば型を作るのなんか簡単だろうに。
江戸時代に福岡の志賀島で出土した「金印」は、現在国宝に指定されている。これに刻まれた印文は「漢の委(倭・わ)の奴(な)の国王」であり、奴(那珂川〔なかがわ〕周辺)は倭(日本)に服属し、倭は漢に服属している、という意味でった。前回の九州訪問記では奴の意味を「奴さん」の意味から下の方の家来ではないかと推測したが身分ではなく地域だったのだな。

入場料100円。通常は200円だが常設エリアが工事中のため半額という。土曜なのに工事中だからか、入場者は係員の半数強。刀の展示もあった。ボンヤリしていたからか、圧切長谷部(へしきりはせべ)を見た記憶はない。
この博物館は新しい建物らしいのに、私が入館した西側入口ドア付近のガラス表面が、古い建物のそれ(*)ように波打っていたのが不思議だった。
(*)板ガラス表面が、フロート法でなく50年以上前に良く見られた機械的に磨く工法で作られたかのようだった。上写真は南側正面入口。こちら側のドアガラスが波打っているかは知らない。


暑い中、徒歩で地下鉄空港線「西新」駅まで移動。15分。

途中、名前をきいたことがある修猷館高校があった。歴史がありそうな モルタル(御影石?)門は開いていたが、校庭や校舎に人気はなかった。

地下鉄で大濠公園駅へ。

福岡城址

地下鉄駅から大濠公園横を通り舞鶴公園内の城址まで15分ぐらい歩く。上写真左上の柵のあるところが本丸跡。石垣がきれいだ。
来年のNHK大河ドラマの主人公である「黒田如水」が造った城だ。福岡に来てからの如水を描いている小説は少ないが、今回のドラマはどうなんだろうか?
大濠公園や舞鶴公園は、公園の全体案内図が少なく、自分のいる場所が分かりにくかった。地元民が多いからかもしれないが、お役所の仕事は観光客に親切な案内を惜しむことではない。
そういえば、本丸跡下のX字型をした十字路に「本丸」か「天守」の表示で、方向を示す立派なコンクリ製の案内杭がある。下から坂を登ってくると、X字の右上から来ることになる。交差点にある杭を見て進むべき本丸方向を確認するのだが、十字路なのに三方向の案内しかない。「本丸」の方向表示が一つのみで、その示す方向が中途半端で、Xの右半分の「く」の字方向のどちらを向いているのか分からないのだ。本丸閣跡へ行ってみると「く」の字方向のどちらへ行っても本丸跡へ着くのが判明するが、観光客は始めての訪問だから、この表示でどちらへ進むか迷ってしまう仕掛けなのだ。下写真の右中央下方に写っている通路がその十字路の一部だ。
迷わせないためには、案内杭に例えば2本の矢印で方向を示し、それぞれ「本丸跡(梅林公園経由)」とか、「本丸跡(西坂経由)」とかを表示すればよい。隣に本丸跡近辺の地図を掲示してもよい。
一番は、コンクリ製の天守閣を作ってしまうことだろう。本丸跡だけだから、着くまで場所が分からないし、観光する価値がある場所なのかも分からないが、天守閣があれば、目指す場所が分かり、世間から観光地として認められるものだ。


本丸跡からの景色


ヤフードームの奥が志賀島。

ここに来る途中に平和台競技場があった。平和台球場はこの辺りにあったのだろう。

博多駅に戻り、駅前商業ビル(デパート?)で遅めの昼食。

これで、博多観光は終わり。

午後から山口県へ。関門橋で本州へ渡りたかったので博多バスセンターからバス移動後、JRに。 動画1  動画2  動画3  動画4

JRを新南陽駅で下車し、隣の徳山駅までタクシーでコンビナートを観光した。
ここは、出光興産の製油所を中心とした日本有数の石油コンビナート地帯だ。代表的な企業は東ソーやトクヤマ、日新製鋼などである。タクシー代約2000円。

新南陽駅は大コンビナートの中心駅の一つなのだから、駅名の英語表示が欲しいなあ。
私が駅長や駅員だったら、予算が取れるまでは、パソコンで、A3用紙一枚に4、5文字を印刷し、ラミネート加工してベニヤ板か棒に固定し、日本語の駅名表示の下か2階屋上からブラ下げるだろう。会社から決められた自分の仕事じゃないかもしれないが、500円程度の材料と、買い物時間を含めて2時間の作業だ。年間何千人もの外国人ビジネス客へのサービスになる。
その後にちゃんとした英語表示の予算を取るのは駅長さんの仕事だ。その時は、中国語と韓国語も追加したらよい。まあ、福知山線脱線事故のとき問題になったJR西日本の体質から、そんなのを作ったら社内から「鉄道駅なんて建物を見れば分かるんだから、お前のところだけ余計なことをしてくれるな!」と非難を受けるかもしれないな。
掲示するなら、下のメールアドレスに連絡をくれれば、私(当HP管理人)が作って駅へ、ゆうパックで送ってもよい。私の時間を2時間と、輸送費含め1000円の出費だが、世のためのボランティアだからOKだ。
そういえば、新南陽駅舎の半分は予備校になっている。駅業務は省力化が進んでいるから、借り手がある建物を貸すのは良いことだ。




東海道線の戸塚、東戸塚間の線路沿いに、この会社の技術研究所があるぞ。
ここに、大きな工場があったのだ。

途中、タクシーの運転手さんが毒ガスであるホスゲンの話をした。
昨年に新潟であったトンネル工事現場の作業員死亡事故の記事を見て、ホスゲンが自然界に存在したことを意外に感じたことを思い出した。新聞記事  PDF
ちなみに、第一次大戦時やナチのガス室で良く使われた毒ガスの一つがホスゲンだ。

夕食は徳山駅前で徳山名物というカキフライ定食。
今は食べ頃じゃないのに、美味かった。

徳山駅(新幹線ホーム)




2013.09.15(日)

錦帯橋へ向かう。JR錦川鉄道の川西駅で下車。この路線はPASMOが使えないのを知らず乗車時にPASMOを使った。下車時に証明書をワンマンカーの運転手さんからもらい、岩国駅で清算した。証明書の発行に2分以上列車を止めてしまった。乗客の皆さん、すみませんでした。また、運転手さんの親切な対応に感謝します。

台風18号の影響で時折の雨中を歩く。


錦帯橋と岩国城

大きい写真

大したところではない。橋の説明文に日本三大奇橋の一つと書いてあった。

形が奇妙なだけに、渡りにくく実用的でない橋だ。橋脚や湾曲部に板を渡して橋とするのが普通と思うので、軍事的な心配で渡りにくくしていたのかもしれない。
橋の下を流れる錦川の水は、雨模様の天気なのに澄んできれいだった。正に清流である。釣りや漁をしている人が多くいた。
来る途中の列車でいくつもの川を渡ったがこの辺りの川は、みな水がきれいだ。

岩国城

鉄筋コンクリ製である。
徳川幕府の一国一城政策が出たため、数百年前に潰した城だが、観光資源にしようと昭和30年代に、本来の場所から30mずらし、麓から見栄えがするこの場所に建てたという。なるほど、天守の基礎となる石垣は、石の加工を手抜きし、石積みは粗雑なので、最近の作であることを窺がわせる。
確かに、形が奇妙ですという錦帯橋だけじゃ観光客は呼べまい。50年以上前の智恵者による築城が、岩国市を半世紀にわたり豊かにしているのだ。

天守閣から。

大きい写真 麓からの天守も見栄えがするが、天守からの麓も見栄えがよい。
私はJR川西駅から錦帯橋の一つ奥の橋を渡って来た。川西駅はその橋端から40度右奥にある。チョット黄色く見えるのが、4枚前の写真にある駅前のリース会社の重機だ。

白蛇という、白い青大将を見せる店があった。
ホワイトタイガーやら白いカラスの類だろう、そんなことに興味を持つ人がいるんだろうか?

錦帯橋バスセンターから岩国駅へ。240円。


JRで宮島口へ。
JRフェリーに乗換えて宮島へ。170円。
フェリーの速度が遅い。香港のスターフェリーのスピードを見習って欲しい。


厳島神社
大鳥居。

丁度、引き潮で大鳥居まで歩けた。大きい写真
宮島へ移動中のフェリー内の観光案内放送によると、大鳥居は浜へ置いてあるだけという。しかし、台風や大潮で動いたり、埋まった話を聞かないので、埋まったり、動かさないための仕掛けがあり、時折は位置を戻す作業をしているのだろう。

五円玉や一円玉を大鳥居の根本へ貼り付ける輩が多い。しかも皆さん熱心に行う。
何のためにしているか分からない。自分のための願掛けかな?

大きい写真
神社側も1円や5円玉など回収しないので、錆びている硬貨も多かった。5円や10円玉は銅イオンを出すので、丸い形にフジツボが死んではがれている。参拝客は、たとえフジツボでも神社内の殺生になるであろう行為は避けるのがマナーだろう。美観も良くない。
この人たちは、自分のための射幸心で、そんなことに構っていられなくなっているのかもしれない。
上写真の真ん中にいる女の子も母親も、見なくても育ちの悪い可愛くない顔だと分かる。一般的に、きれいな顔だったり育ちの良い顔立ちの母親はマナーが良いものだ。

宗教法人は、善悪を判断する仕事も、世の中から期待されている。神社側もハガキサイズの札でもよいから、硬貨貼り付けが迷惑であることを掲示し、意思表示すべきだ。場所は邪魔にならないよう、大鳥居右側なら浜へ降りる階段下、左側なら石段脇に一つずつがよいだろう。
もっとも、毎年だか数年に一度だかに行う大鳥居への丹鉛塗装時には、フジツボを全て剥がして(フジツボの大量殺戮)から行うのだから、そんな掲示は恥ずかしく、小銭硬貨を貼るぐらいは見逃したほうが楽なのかもしれないが「美観上問題がありますので」とかで何とかすべきじゃないかな。
(追加:新聞の記事。朝日2013.12.10、日経(共同)12.25  硬貨貼り付けの放置が、行為の善悪を考えない人たちをエスカレートさせたか。)

世界遺産に登録されたためか観光客は外人が多い。

大鳥居前からの厳島神社。


保存に関してはプロに任せるのが一番だ。東京文化財研究所だけでも色々と研究論文を出している。下はその一部。
大鳥居の生物劣化 (コピー)  、 海虫対策 (コピー)、 充填材 (コピー)、 変色 (コピー)

厳島神社内に花嫁さん。入場料300円。

大きい写真

厳島神社は、見ごたえあるのが大鳥居だけで、物足りない気もする観光地だった。
ここには平清盛が金銀で飾られた仏教経典を納めたという。日本は神仏習合だ。


広島へ移動。

広島は40年ぶりで3回目。前2回はほぼ同時期だ。当時は広島の抗争が「仁義無き戦い」として菅原文太主演で映画化されていた。日本刀やピストルによる路上や電車内での流血が多い映画だった。ニュースでも広島周辺の暴力団抗争が毎日のように放送されていた時期でもあった。
当時、広島のバスや路面電車に乗ると、乗客の皆が暴力団員に思えたものだ。

夕飯はJR広島駅ビルで刺身・テンプラ定食。


2013.09.16(月)敬老の日

台風18号の影響で、午前中の羽田行き飛行機は運航中止となっていた。ホテルで9時半までテレビやインターネットで台風情報や広島空港の運行状況を見る。台風は午前中に首都圏の横を抜けるのだが、午後に乗る飛行機の機体手配が出来たかは分からないからなア。

広島の路面電車。市内は150円均一。PASMOは使えない。数分間隔で続々とやってくる。

路面電車に書かれている「一丸」の文字は「一ん」に見える。デザインが悪い。
一丸と気づくまで、おかしな名前の飲み屋の広告と思った。
こういうデザインは、ここに頼むと安くて良いものが出来るのに何て思う。少なくとも「一ん」みたいな失敗はないだろう。まあ、石原慎太郎の四男のデザインが都に採用されたように、これも才能よりコネだったのかもしれないなんて思う。

広島に地下鉄があるとは知らなかった。お城まで行こうと、紙屋町の地下道を歩いていたら駅があったので乗った。アストラムラインというタイヤで走る電車だった。一両が短い。県庁前駅から隣の城北駅まで乗車。写真は城北駅を出る電車。

城北駅側に広島城の入口がなく、お堀を半周回る。

広島城

お堀を半周回ったが、きれいな姿の天守を見れるのは、お堀の北側だ。南側の紙屋町方向から歩いてくると、間近になるまで天守が見えない。大きい写真

天守から。

大きな写真。奥に原爆ドームが見えた。
苦しそうに天守の階段を登っていた老人がいた。エレベータを設置すればよいのにと思う。

歩いて原爆ドームまで15分間の移動。

途中の広島リーガロイヤルホテル横の信号前に、巨人のユニフォームを着たり、オレンジのタオルを首に巻いた子供や大人が10人ぐらい集まっていた。私がホテル横の横断歩道の信号待ち時に、原監督や選手の乗ったバスが通った。彼らは「優勝して」「原さん頑張って」などと声を掛けていた。私はとっくに野球に興味をなくし、私の周りにもいないが、楽しそうに選手を応援している人を見たときは、私も楽しくなった。しかし、バス中の原監督は彼らに顔を向けたが無表情だった。外人選手の一人は声を掛けられていなかったが笑顔で小さく手を振った。他の大部分の選手は顔も向けなかった。巨人を応援しているファンに対して、ちゃんと対応していたのは、外人選手一人だったのはさびしい気がした。ファン対応を面倒くさがる人は、バスの窓際席に座らせないほうが巨人軍のためじゃないかな?

そごうデパート隣に広島バスセンターがあった。広島空港までのバスは、ここからも出ている。

原爆ドーム

外人観光客が多かった。日本人が少ないのは忌まわしい出来事の記録だからだろう。大きい写真
ドームの内側や周りには、瓦礫が置いてあり、被爆直後を偲ばせる。

平和記念公園や縮景園にも行きたかったが、ホテルを出たのが遅く、また早めに空港に着きたかったので止めた。

広島駅前からリムジンバスで広島空港へ。45分かかる。1300円。バスに乗るときは飛行機出発2時間前だが、バス停前の運行状況掲示版では、乗る予定の羽田行き飛行機は運行調整中だった。

広島空港は、遠く不便な山中にあった。
ちなみにタクシーの運転手によると昔の広島飛行場は市街地近くにあり、昔の香港と同じように建物ギリギリに飛行機が発着したそうだ。バスが飛行場に着いた10分後に、ようやく運行が確定した。

飛行機の午前便は欠航していたので満員。定刻の14:30に出発。しかし、台風の影響のため、羽田空港が混雑し、伊豆半島から三浦半島にかけ何度も旋回したため40分遅れで到着。

台風一過の直後なので空気が澄み、数年ぶりに座った窓際席からの景色が素晴らしかった。

終わり

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有線LANを無線に変換するルータ(エレコムWRH-150)を買った。2680円。ホテルに無線ラン設備が無かったのだ。有線LANとUSB(電源供給に使う。USB・マイクロUSBケーブルは当機器に添付)があればタブレットでインターネットが使える。設定はタブレット側でpassコードを入れるだけだった。ホテル用と書いてあって安心したのと、一番小さく、一番安かったので購入した。ただし、動作は起動時に不安定で不満が残る。もちろん、家でも使える。これは世界最小、最軽量が売りの機器だが、もう少し大きいものだったら1400円(Logitec 11n/g/b Android用無線ルータ LAN-W150N/RSPB の2013.10.20の価格。エレコムWRH-150を買ったヤマダには無かった)である。
サラリーマン時代に縁があったバッファローを買いたかったのだが、300円高かった。バッファローだったら動作が安定しているに違いない。
USB電源設備がないホテルの場合は、持参したタブレット用の電源からとった。USB口は一つなのでタブレッはその間充電できないが、不便はなかった。

いままで、旅行や出張はネットPCを持って行ったのだが、入力が少なかったりアプリケーションを使わない場合は、これとタブレットでよい。
        日本は無料のwifiスポットが少ない。公共バスや電車内、駅構内、デパート、コーヒー店は
        必須 だろう。数万円の投資と毎月数千円で集客が出来るのに、皆がやらないと自分もや
        らない。日本的だ。







珈琲館は、30年前は神田にあった会社事務所の近くに数店舗あり、良く入った。店舗内に、水でアイスコーヒーをいれるガラス製装置などがあった。
私が飲むホットコーヒーは煮出したような濃い味だったので、おいしいと思ったことはないが、この日に飲んだアイスコーヒーは美味かった。でも高い。

このHPを見直したら不平や批判が多いなあ。年を取ったことを実感する。

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移動コスト

半導体

ある思い出

管理番号 mng

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