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カイロ 2007.02.09(金)


ピラミッド


クフ王のピラミッドは泊った町中のホテルから徒歩15分ほどだ。ピラミッドは砂漠にあるが間近に町が迫る。
町中のピラミッドが見える道を走っていると思っていると、突然着く。
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ピラミッドへの道
動画
町に一番近いのは、クフ王のピラミッドだ。

ピラミッドに近づくと警官が多くなり、ピラミッドエリアに入るには金属探知ゲートをくぐる。

クフ王のピラミッド

最大のピラミッドだ。近くで見上げる。

文句なしの世界一の観光名所だ。ウジャウジャと観光客がいると思ったが、案外と少ない。
写真を撮ってやるというエジプト人や警官に注意。撮ってもらうとお金を請求される。

玄室への通路入口。上の穴が出入り口。下はアラブの王様が作った盗人穴。観光客は盗人穴から入る。

昔は上の出入口が隠されていた。アラブの王様が財宝を見つけようと穴を掘っていたら、わずかに風が吹いているのを発見した。そちらの方へ掘って通路を見つけたという。その通路の出口付近を掘って上の出入り口を見つけたという。



土台部。岩盤上に立つ。

ピラミッドの下になる岩盤に、溝を掘って水を流し、溝以外の部分を削って平らにしたという。

ふもとから見上げる


石の大きさはこんなもの。硬い岩だ。

この石の大きさと角度(51.52°)では、登るのはある程度出来るが、降りるのが大変だ。
そこで盗人穴までは観光用の道がある。といっても、案内板があるわけでもないので、登り易そうな所から適当に登る。しかし盗人穴を目指すとそれなりの道はついている。かろうじて手を使わないで済む程度の道だ。(上写真)
下りは、階段が掘られているところを下ったが、太った外人が登って来た時は脇に退かなければならないほどの幅だ。
ピラミッドを上まで登るのは禁止されている。



クフ王ピラミッドの反対側。建物は太陽の船博物館。ちょっと醜悪な建物だ。建物が建っている場所で舟が発見されたのだ。

それにしても素晴らしい。4500年以上前の建築という。各底辺の長さの誤差は20cmという。



カフラー王のピラミッド
化粧板が残っている。土台の高さがこちらの方が高いのと頂上があるので、こちらの方が高く見える。

ここの玄室へ入った。中腰の姿勢で、斜面を100m以上進む。玄室は多分、岩盤上だ。
ピラミッドの中は撮影禁止。


カフラー王のピラミッドを見上げる。

化粧板が落ちてきそうで怖い。クフ王のもカフラー王のも、昔は全面に化粧板が付いていた。長い年月の間に、剥ぎ取られてカイロ市内の道路普請に使われたという。

砂漠側から3つのギザのピラミッド群を望む。

らくだの乗場近く。




らくだ乗場

お決まりの観光コースらしい。

らくだに乗る。

乗り降り時に、落ちそうになるくらい大きく揺れるので注意。

もちろん乗っているときも揺れる。
動画


皆、楽しそうだ。

歩くのは200メートル程度。観光ラクダなんて、こんなもんさ。


スフィンクス

5000年前の建造という。お決まりの位置から。


ヒゲや鼻、冠は無くなっている。ピラミッドのように岩を積み上げたのでなく、岩を削って作ったのだろう。
あご(ヒゲ)は大英博物館にある。英国は欲張らずに返せば良いのに! あ〜ぁ吝嗇。一度自分の物にしたものを手放すことの難しさヨ。


スフィンクスのしっぽ




赤いピラミッド

スネフェル王のピラミッドともいう。ギザのピラミッドから車で30分ほどのところにある。勾配は43°。



下部の砂は砂漠の中にあるからだろう。多分、このピラミッドの下部は砂に埋もれているのだ。
写真スポットで撮影。

ここから見えない右側面に玄室入口がある。


玄室への入口。

らくだに乗っているのは警官。
ガイドさんが、写真スポットとして別な角度から写真を撮らせたのは、警官を写すと警官から写真代としてお金を請求されるからだろう。
お客に不快感を持たせないための、プロとしての処置だと関心した。

玄室へ
入口から中腰で200m以上坂を下ると、やっと背が伸ばせる部屋に出る。
そこから再度中腰で数十m進むと広間があり、そこから階段を登ると玄室がある。
玄室は、コウモリの糞尿(室内保存のためとガイドさんは言ったけど‥)のアンモニア臭が強かった。


広間にある玄室への階段
動画


玄室入口から。

ギザのピラミッドの例から推測すると、玄室のある岩盤は地上より下だ。

積上げてある石が小さく、また石が柔らかい材質なのか風化が進んでいる。


屈折プラミッド
軍事基地エリアにあるので観光客は入れない。赤いピラミッドから撮影。何個かのピラミッドがここから見える。


階段ピラミッド。一番古いピラミッドだそうだ。ここでも遠くに何個かのピラミッドが見えた。

ここは日干しレンガで作られている。


階段ピラミッドの入場券


ピラミッドは、やはり世界一の観光地だ。凄い!
ピラミッドを見る前に「一番の観光地はネ」という知ったかぶりをしてはいけない。


バザール 2007.02.08(木)

カイロのカーン・アル・カーリーリー市場(Khan el-Khalili Market)



次に行くカッパドキアが大雪とのニュースを見たので、この辺りでマフラーを380円で買った。
さっそく首に巻いたが、ケモノ油臭く、また毛が硬い。しかし期待通りに暖かいので、コストパフォーマンスは満足点だ。

マフラーは日本に帰ってから手洗い用洗剤に漬けた。洗濯液が見事なほど灰色に濁った。洗濯後に臭いは無くなった。
マフラーの写真。写真は17インチ液晶の1280x1024で原寸の1.1倍表示。
買うときにチェックなんかしないけど、ACRYLICがアクリル繊維とは思わなかった。じゃあ、あのケモノ臭さは何だったんだ?

街頭でのエジプトパンは結局食べなかった。ちょっと心残りだ。


香辛料の店が多かった。



ナイル川

ギザ付近で上流方向と対岸を撮る。船の後ろは対岸になる。ナイルは、もっと河口近くで支流が何本も出来るが、ここはまだ一本川の場所である。

6695kmと世界一の長さを誇るナイル川だが河口近くの川幅が、利根川の河口付近より狭いのにビックリだ。


ムハメド・アリモスク

エジプトは90%の国民がイスラム教だ。イスラム教はアラブ人の預言者ムハメドが立ち上げた宗教だ。
キリスト教もアラブ人の中の一つであるユダヤ人のキリストが立ち上げた宗教だ。
世界の2大宗教はアラブ人が創ったのだ。
このことを、アラブ人は自慢しても良いように思うが、アラブ人のイスラム教徒はムハメドだけを自慢し、アラブ人のキリスト教徒はキリストだけを自慢する。
もちろん、イスラム教、キリスト教とも、元は古代エジプト宗教だ。
また、古代エジプト国家の王朝は、アラブ系と黒人系がある。絵画や王様のミイラの肌色で確認できる。

エジプトでのツアーの皆さん

大きい写真(顔はぼかし、更に目隠ししてあります)

ツアー日程表



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